当神社には様々な授与品がありますが、昔からあるものとしては「古表土鈴」というものがあります。
三つの土鈴を紐で括ったもので、鳴らせば素朴な音がします。
そもそも鈴は神霊を慰め、邪気を払い、心を澄ませる作用があると言われます。
また、鈴によって神様と人とが交わることが出来るとも考えられています。
鈴は神事には欠かせないものであり、神楽や御祈祷で、あるいは拝殿前に吊るしてあるものを参拝の折に鳴らしたりと様々に使われています。
さて、この「古表土鈴」は、家の入口の内か外に吊るし一家の厄除けとします。
また、神棚に置いておき、時々鳴らして、御神霊を御慰霊していただいても宜しいかと思います。